どうも、Dr. Komugiです.
ワクチン3回目を打ちました!その体験を書きます.
その前に、皆さん投資は初めていますか?初めてなければ是非↓の記事をクリック
2022/1/17追記
オミクロン株に以下のことが追記となりました.
オミクロン株は重症化頻度は低いですが,感染力はΔ株より強いみたいです.
発症予防効果は3回目接種で保たれる.
重症化予防もある程度保たれる見込み,となっております.
その前に,2021/12/22の相場は?
昨日の米国相場は、全面高でしたね!
昨日の相場は
- DOW +261.19 (0.79%),
- S&P500 +47.35 (1.02%)
- NASDAQ +180.81(1.18%)
と回復を見せました.
本日も指数先物は上げてますね.
まだ高値の切りあがりをしているわけではないので、少し警戒もしています.
しかし僕自身も観光株もテク系も少量買い付けしました.
さて本題です.
コロナワクチンの3回目接種は医療者が先に打ってます.
しかし今後皆さんも打つと思いますので、今回の自体験を報告します.
当日の自分
銘柄はファイザー社の【コミナティ】を打ちました.
しかも昨日は救急当直前に打つという明らかに夜ふらふらになるやんっていう状況で打ちました.
自分のタイムスケジュール能力に泣きます笑
当直は案の定荒れて、
- 心停止が同時に2人
- 出血性ショックが1人
- 急性心不全が1人
夜中の0時から3時まで立て続けにきました.
発狂しそうになりました笑
コロナワクチンに対する自分の意見
ワクチンに対しては難しいですよね.
人それぞれ様々な信条があります.それを否定するつもりはありません.
ワクチン反対派の方もいらっしゃると思います.
まあ様々な信条があるなかで最終的には自分の自己責任で自分の意志で接種したらいいと思うんですよ.
ただ自分の周りにもいますが反ワクチン派の医療従事者がいます.
医療者が反ワクチンを訴えるのはevidenced based medicineという医療の根幹の考え方を否定しているような気がします.
それはプロとして素質にかかわるんじゃないかなと思います.
世の中たくさんの段階を踏んだ臨床試験を重ねてevidenceを構築して医療がなされているわけですから、もう少し感情的にならずに出ている確率で物事を考えたほうが良いと思います.
厚生労働省ホームページ Q&A
さてワクチン3回目の意義に関しては、厚生労働省がQ&Aで答えていますよね.
まあ自分は【消化器外科医】で【感染症専門医】ではないので好きなことは言えないので慎重に調べますと.
日本で接種が進められているワクチンは、高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。
日本で接種が進められているワクチンは、高い発症予防効果があり、感染や重症化を予防する効果も確認されています。しかしながら、感染予防効果等は時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが、様々な研究結果等から示唆されています。
例えば、ファイザー社のワクチンを接種された人の情報を集めた米国での研究によると、12歳以上における感染予防効果は、2回目接種後1ヶ月以内では88%であったところ、5~6ヶ月後には47%にまで有意に低下したとの報告があります(※1)。発症予防効果についても、6ヶ月間の追跡調査の結果、2回目接種後7日以降2ヶ月未満では96.2%であったところ、4ヶ月以降では83.7%であり、経時的に低下していくことが確認されています(※2)。また、入院予防効果や重症化予防効果は、2回目接種から6か月後まで維持されるとの報告(※1、※3)がある一方、60歳以上において、接種完了から半年以降で重症例の発生率に上昇傾向が見られたという報告もあります(※4)。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0096.html
難しいこと書いてます.
つまり
- ワクチンの意義は発症予防効果と、感染の重症化を予防する効果がすでに確認されている.
- 2回目摂取後から感染予防効果と発症予防効果は半年もすると徐々にその効果も【有意に】徐々に低下する報告がある.
また3回目の摂取についても
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0097.html から見ると
追加接種で感染予防効果や重症化予防が改善されたという報告が各国で様々に上がっているわけですね.
慎重に判断しましょう.
私見 自分の経験も踏まえて
まあ現場で重症化コロナ患者が救急に受診するのを見た自分としては,
やはり重症化肺炎を起こしている方はワクチンを打っていない方が多い印象がありました.
同じ年代の免疫が元気な自由診療医が重症肺炎で入院してましたが、その方も反ワクチン派でした.
重症化すると人工呼吸器や人工心肺を回している痛々しいお姿になってるのも沢山みました.
いろいろな考え方があります.
しかし感情的にならず出ているデータをみて確率で考えて周囲の大事な人のことも考え,ワクチン追加接種を考えてほしいですね.
確率は収束していきます,報告と同じような印象を受けました.
ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンいずれの場合も、米国で実施された追加接種に係る臨床試験の結果、追加接種後に確認された様々な有害事象は、2回目の接種後に確認されたものと比較して、その発現傾向は概ね同様であるとされています。
ただし、初回接種時と比較して、リンパ節の腫れの発現割合が高いこと(ファイザー社:5%程度、武田/モデルナ社:20%程度)が、米国で実施された臨床試験の結果の中で報告されています。
なお、米国CDCのデータによると、いずれのワクチンにおいても、追加接種後1週間以内に見られた様々な症状(局所及び全身性の反応や、健康状態、日常生活や勤務への支障等)は、2回目接種後と比較して、その発現割合が低かったとの報告もあります(※)。
一方、国内で実施されている健康状況に係る調査の中間報告(令和3年12月24日公表)によると、初回接種時にファイザー社のワクチンを受けた方に対してファイザー社のワクチンを追加接種したところ、接種から1週間後までの有害事象の発現状況は、2回目接種後とほぼ類似していました。なお、腋窩痛(わきの下の痛み)(1.34%→5.03%)、リンパ節症(リンパ節の腫れ)(0.95%→1.33%)及びリンパ節痛(0.48%→0.76%)については、3回目接種後の方が、2回目接種後と比較して、その発現頻度は高い傾向が見られました。(注 括弧内はそれぞれ2回目接種後及び3回目接種後の発現頻度を示しています。)
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0101.htm
- 接種から1週間後までの有害事象は2回接種とほぼ類似.
- リンパ節の腫れや痛みは3回目の方が頻度が高い傾向.
ほぼ2回目と同等みたいですね.
リンパ節の腫れや痛みが頻度高いかもって方向ですね.
まだ中間報告ですから長期的な影響は不明です.
回数を重ねると徐々に副反応が強くなるという噂ですよね.
免疫反応なんで個人差があります.
自分の症状と印象を書きます.
- 2時間後 症状なし
- 5時間後 元気 「え、余裕やん、2回目のほうがしんどかったで.」という印象
- 8時間後 左肩痛,筋肉痛出現 「お、なんか左肩痛いし.首も筋肉も痛いかも」
- 12時間後 倦怠感 寒気 「なんか寒気する、体もだるい」
- 24時間後 発熱38度 起床後発熱を自覚
1回目2回目とあんまり変わりませんでした.
2回目も熱は出ましたし,筋肉痛もありました.
当直してロキソニンとカロナールを内服して、夕食を食べた後に現在記事を書いている状況です.
解熱鎮痛薬で十分対応できる範囲だなと思いました.
ワクチン3回目は無事終わりました.
2回目と同等でした.
発熱する可能性が 十分あるので、解熱鎮痛薬を用意して打つとよいでしょう.
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