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■週記■2021/12/20-12/26 今年最後の週記

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Dr. Komugi
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今年も最後ですね.毎週日曜日は週記です.

もしよかったら先週の週記も読んでいただけたら幸いです.

毎週の出来事、小さな気づきがあれば書きたいなと思ってます.

■週記■今週は忙しかった 2021/12/13-19

Dr. Komugi
Dr. Komugi

週記は僕がファンの”わかったブログ”さんからの想起いただいたものです.

是非わかったブログもみてください.

わかったブログ

今週は前半は有給をとって、大阪に行ってました.

後半から仕事でした.仕事は当直、手術と何気に今週も忙しかったですね.

ブログを始めて約2週間経ちました.

なんとななく見えてきたものや気づきがありました、また記事にしたいなと思います笑

月曜日 大阪に行きました.

来年から大阪でフリーランスでやっていく予定で用事があり大阪に帰りました.

初日は高速道路が混んでましてひたすら運転→ホテル→友人と夕食で1日が終わりました.

■旅記録■大阪北摂:南千里~箕面

大阪府南千里と、箕面市に行ってきました.

箕面市は僕の故郷ですね.

大阪の北の最果てみたいなところで山が近く、昔は”箕面の猿”が有名でした.

大阪の地下鉄御堂筋線の始発が千里中央駅から箕面の【キューズモール】に延長されるみたいで、今後の再開発に期待されるところです.

個人的には今後箕面が熱いんじゃないかなと思っております.

【勝尾寺】【箕面の滝】【紅葉】が有名ですね、是非観光に行ってください笑

火曜日 大阪に行きました②

姉の家に行った後、ある開業の先生と食事をしました.

■旅記録■大阪北摂:南千里~エキスポシティ

エキスポシティは大阪の万博公園の近傍の大型ショッピングモールです.

是非お勧めです、なんでもあります.

本当に北大阪はどんどん再開発が進んでおり、今後熱いと思います.

夜は開業の先生と食事に行きました.

ビジネスモデルを無償で教えてくださった方であり、非常に尊敬している先生です.

例えるなら【GIVE】し続ける先生でしょうか、非常に温厚な先生で世界1周を趣味としている先生です.

GIVE】するとは、【自分以外の人に喜びや必要なものを与え続ける人】でしょうか.

いずれ自分も【GIVE】し続ける人間になりたいなと思います.

実際【GIVE】された自分としては心境の変化と気づきがありましたね、また記事にしたいなと思います.

水曜日 ワクチン3回目接種、外来

17時から救急当直でした.

着いたと同時にコロナワクチン接種をしました.

コロナワクチン接種3回目の記録を書いてますので、またチェックいただけたら幸いです.

■医療系■ワクチン3回目摂取 発熱したが意外と大丈夫

当直は非常に苦しい当直でした.

人間は実は【寒さ】に弱い生き物です.

寒暖の差で血管が収縮したり拡張したりするわけで、それが【血管障害】を起こす誘因になるわけですね.

いわゆる【脳出血】【脳梗塞】【心筋梗塞】【大動脈解離】などですね.

これらの疾患はやはり寒い地域、寒い時期におおく、冬の東北や北海道で統計的に多いのは有名ですね.

日本全国の病院の救急は現在、脳血管障害や循環器系の急患が多いんじゃないでしょうか?

世の中の循環器内科や脳外科の先生は今多忙を極めていると思います.

周りにいたら労ってあげてください.

日にちを超える前には、入浴中に心筋梗塞を発症され心停止になった方が2人、その後急性心不全と敗血症性ショックの方が来て、てんやわんやでした.

朝まで一睡もできなかった状況ですね笑

木曜日 当直後

当直後は自分の病棟業務を終えたら、昼に帰宅しました.

昼から夕方まで寝て起きたら、38度の発熱と関節痛がありました.

ワクチンの副反応ですね.

ロキソニンとカロナールで難なく対応できました.

僕の場合はそれで事なきを得ましたが、人それぞれ副反応の症状は違うかもしれません.

ワクチンの次の日は休みを取るのがおすすめですし無難かもしれませんね.

金曜日 クリスマスイブ

ワクチンの微熱と関節痛に苦しみながら4件の手術をこなしました.

鼠径ヘルニア】3件と【腹壁瘢痕ヘルニア】1件ですね.うち術者は1件と助手は3件でした.

ヘルニア】とは【はみ出る】という意味ですね.

あしの付け根のことを【鼠径部】と言います、そちらの【鼠径部】はもともと人体の構造上非常に脆弱な場所になります.

男性の睾丸は胎児の時はお腹の中で形成されます、腹腔内だと精子を作るのに【暖かすぎる】ので、これまたすごいのですが、両側の睾丸が鼠径部の腹壁を【貫いて】、陰嚢内に収まるわけですね.

その【貫いた】ときの【名残り】が【ヘルニア】の原因になったりするわけですね.

腹壁瘢痕】とは読んで字のごとこ、【傷跡】のことですね.

開腹手術】をしたときは、その層部は基本【腹膜】【腹直筋筋鞘】【皮膚】の3か所を僕らは縫い閉じます.

その中の 【腹直筋筋鞘】 が1番強度があり、これを縫い閉じることが重要なんですね.

腹直筋の白いところ、ようするに【腹筋の溝】のところですね.

ここは非常に強靭な繊維でして、これを1㎝間隔で、非常に強靭な糸で縫い閉じるわけですね.

感染とか糸が切れたり何らかの原因で縫った 【腹直筋筋鞘】 が離開して、隙間ができたら【腹壁瘢痕ヘルニア】の完成ですね.

治療は【手術】しか手段はありません.経過観察でよくなることはありません.

放置すると増悪し、【嵌頓】といって、腸管がはまり血流障害を起こし、最悪の場合は【穿孔→腹膜炎】を発症する可能性があるわけですね.

【ヘルニア】を放置している方は病院に行きましょう

手術は1件1時間から2時間で終わります、是非!

土曜日 クリスマス

クリスマスプレゼントがこの中年メタボおじさんにも来ました.

午前3時から救急から電話があって、胆嚢炎の方がいると連絡がありました.

すぐに車に乗って病院に行きました.

【急性胆嚢炎】とはなにかといいますと、人間には【肝臓】という臓器の下に【胆のう】という臓器があります.

こちらの【胆のう】に【胆石】ができて、根元でつまり【胆のう炎】を発症します.

胆石】とは石のことですね、成因は多岐にわたりますが、まあいずれ全員なります.

僕も含め、太っているひとはいつか自分はなると覚悟しましょう笑

なぜか”はやり病”になるのか、今非常に多い印象です.

治療】は原則手術ですね.軽症であれば抗生剤治療で治ったり、【PTGBD】といって、体表から針で肝臓を突き刺して貫通さえて胆嚢を刺して【その場しのぎ】をすることもあります.

手術は現在、非常に進歩してほとんど【腹腔鏡手術】で行われます.

炎症が強い場合は【開腹】することがありますが、今はほとんど【腹腔鏡】の印象ですね.

僕が学生の時は1件の腹腔鏡下胆嚢摘出は2時間以上かかってた印象でしたが、今は外科医は皆さん上手なんでしょう、1時間以内で終わることがほとんどですね.

僕も腹腔鏡下胆嚢摘出術の最速時間は【23】分です!笑

まあ時間じゃないですけどね、安全に患者さんが帰るのが1番です.

手術が終わって、病棟管理が終わって帰ったのは朝8時でした.

サンタさん、【胆のう炎】のプレゼントありがとうございました、今1番ほしかったものでした笑

日曜日 焼肉

病院で患者さんを見た後、自宅でぼーっとしていました.

夜は焼肉にいってきました .

焼肉は思い返せばほんと久しぶりで、コロナウイルスがはやる前の2年ぶりとかでしょうか笑

この時間は【飯テロ】ですね!是非感染防御をしっかりして焼肉に行きましょう!

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