どうも、コムギです！
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ロシアとウクライナの情勢はどうなの？先週のマーケットは大変だったみたいだね．
先週も激動の相場でしたね．
2022/2/11の株式マーケットはロシア・ウクライナ情勢で緊張が走り、相場は下落しましたね．
日本に住んでいると世界の社会情勢には疎くなりますね．
今回トレードしている身としては気になりましたので、自分なりに調べてみました！！
専門外なので間違っているところがあったりしますがざっくりまとめてみました！
調べてみたら長い歴史の積み重ねが今に至っており、根深い問題のようです．
■相場解説■20220212 米国株は急落 ロシア・ウクライナ情勢とインフレなど地合い悪く厳しい
■相場解説■20220201 米国株相場は続伸 この戻しは本物？今すべきことは？
■相場解説■20220126 FOMC後マーケットは売り 今後の相場の方向性はどうなるか？今の状況は？
目次
まずは今回の騒動の前にロシアという国と、ウクライナという国の関係性についてみてみましょう．
- 面積：約1,710万平方キロメートル（日本の45倍，米国の2倍近く）
- 人口：1億4,680万人（2017年1月）（参考：ソ連：2億8,862万4千人／1990年1月1日）
- 首都：モスクワ
- 公用語：ロシア語
- 宗教：ロシア正教，イスラム教，仏教，ユダヤ教等
略史
ロシアの前身は1922-1991年に存在したソヴィエト連邦(旧ソ連)です．
ソ連は共産主義の筆頭国家でした．
東西冷戦で対峙するアメリカ合衆国に双璧となる超大国で国際社会で重要な位置を占めておりましたが、ソ連共産党による一党独裁の弊害が噴出するようになり1991年にソビエト連邦の崩壊に至りました。
1991年にソ連はロシア連邦含め15か国に分裂しロシア連邦の誕生となります．
ロシアは鉱物及びエネルギー資源は世界最大の埋蔵量であり、原油と天然ガスでは世界最大の生産国の1つですね．
資源は豊富ですが、近年は経済も停滞気味のようですね．
共産主義と思いきや、ロシア連邦は資本主義が中心でありながら景気の悪い部分などには国家が介入する、修正資本主義国家です．
しかしソ連の正式な後継政権であり、根は今も冷戦の東側陣営の性質を持ち続けているのかもしれません．
ソ連崩壊後ロシア、ウクライナを含め15か国に分裂しました．
いいですか？ここがポイントです．
- 面積：60万3,700平方キロメートル（日本の約1.6倍）
- 人口：4,159万人（クリミアを除く）（2021年：ウクライナ国家統計局）
- 首都：キエフ
- 民族：ウクライナ人（77.8％）、ロシア人（17.3％）、ベラルーシ人（0.6％）、モルドバ人、クリミア・タタール人、ユダヤ人等（2001年国勢調査）
- 公用語：ウクライナ語（国家語）、その他ロシア語等
- 宗教：ウクライナ正教及び東方カトリック教。その他、ローマ・カトリック教、イスラム教、ユダヤ教等。
ウクライナはあまりなじみのない国ですよね．
場所はまさにロシアの隣で、ロシアの西側に存在しております．
サッカーではシェフチェンコ選手が有名ですし、美人な女性が多いとしかイメージがありません．
調べると1917年-1921年にウクライナ・ソヴィエト戦争により、ウクライナ社会主義ソビエト共和国となったもようですね．
その後1941年に独ソ戦争でドイツによりウクライナ占領があり、
ウクライナのクリミア半島は1954年にロシアに編入されたり、
1991年にはソ連崩壊時に現在のウクライナが独立した模様ですね．
旧ソ連の国の中で2番目に大きいロシアにとったら重要な国となります．
今なおウクライナの西側はウクライナ語を話すウクライナ系の民族、東側はロシア語を話すロシア系の住民に国が分かれている模様であり、日本でいったら大阪兵庫、東京神奈川みたいな重要な国となりますね．
もともと1900年代前半からソ連に占領、ドイツに占領されたり、独立と複雑な歴史があるもようですね．
第1次世界大戦、第2次世界大戦とドイツ・ソ連の争いの場であった模様ですね．
ウクライナからしたらソ連への恨みは歴史的にあるのかもしれません．
ロシアからしたら隣国でソ連時代は支配下にあった地域です、今もそのような気持ちはあるのかもしれませんね．
今回の騒動については冷戦を知る必要があります．
冷戦は、第二次世界大戦後の世界を二分した西側諸国（アメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営）と、東側諸国（ソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営）との対立構造をさします．
第二次世界大戦の終結直前の1945年2月から1989年12月までの44年間続いた模様ですね．
- 西側陣営：NATO(北大西洋条約機構)
- 東側陣営：ワルシャワ条約機構
NATOとは北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organizationの略称ですね．
冷戦が激化した1949年に調印された北大西洋条約に基づき設立された西側陣営の国際軍事機構となります．
加盟国中の一国に対する武力攻撃は全加盟国に対する攻撃とみなして集団的自衛権を行使することを規定しています。その適用範囲はヨーロッパ・北米・北大西洋上の加盟国領土，駐欧加盟国軍隊となっています。
アメリカ・ヨーロッパを中心とする陣営ですね．
加盟国一覧を見ると、旧ワルシャワ条約機構加盟国のポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーポーランド、ブルガリア、ルーマニアやエストニア、スロベニア、ラトビア、リトアニア、など旧ソ連の国が多くなってきております．
ウクライナもNATOに加盟を望んでいる状態です．
ワルシャワ条約機構とはWTO（Warsaw Treaty Organization）と言いますね．
1955年、ソ連とソ連とポーランド・東ドイツ・チェコスロバキア・ハンガリー・ブルガリア・ルーマニア・アルバニアなどの東欧の社会主義国が、ワルシャワで締結して条約に基づいて結成した軍事機構ですね．
冷戦の西側陣営の国際軍事機構となります．
冷戦は上記NATOとWTOの軍事的な戦争は起こりませんでしたので、冷たい冷戦といわれております．
冷戦は1991年にソ連が崩壊して事実上は終戦しましたが、今も水面下では継続しているのかなと思いました．
ソ連崩壊後WTOは解散となりました．
その後ソ連はロシア連邦、ウクライナ含め15か国に解体されました．
自由主義/資本主義で華やかで豊かに見える西側陣営にあこがれる旧東側陣営は増えており、またソ連から弾圧された歴史もあり、エストニア、スロベニア、ラトビア、リトアニアなどNATO加盟が増えています．
現在ロシアの真横の隣国であるウクライナもNATO加盟を望んでいる状況になります．
旧ソ連の継承国家であるソ連からしたら、西側陣営による侵略に見えますよね．
縄張りが減っていくのは面白くないかもしれません．
ウクライナのNATO加盟はロシア的には許されないことなのでしょうね．
ウクライナまでNATOに加盟したら、喉元までNATOが近づいてきている間隔でしょうか．
ウクライナはロシアにとなったらNATOに対する緩衝地帯になっているのかもしれませんね．
この問題は2014年から続いている問題ですね．
- 2014年 EU加盟希望の反ロシア派住民による新ロシア派ウクライナ大統領の追放
- 2014年 クリミアで新ロシア派武装集団を議会を占拠、ロシアにクリミア併合
- 2014年 ウクライナ東部ドンバス地方の親ロシア派武装集団による実効支配
2014年にウクライナで親ロシア派のウクライナ大統領が追放されました．
それに憤怒したロシアは水面下で動きクリミアを武装集団が議会を占拠し、強引な住民投票でロシアへの併合が決定しました．
所属不明の武装集団、強引な住民投票で国際社会では反対され、ロシアは経済制裁をくらいましたが、
現状もクリミアはロシアの支配下にある模様ですね．
今回のロシア・ウクライナの情勢は冷戦の産物であり、2014年から続いている問題のようですね．
バイデン大統領は、もしロシアがウクライナに侵略したら更なる経済制裁をするみたいですね．
SWIFT排除を行うみたいです．
SWIFT排除とは国際送金システムからのロシアの排除を行うものであり、これでロシアの国家間での貿易などの取引ができなくなる模様ですね．
これは原爆級の制裁のようですね．
EUはロシアには強い動きはできないかもしれません．
クリーンエネルギー化に動いているEU諸国はエネルギCO2算出の少ない天然ガスをロシアからかなり輸入して依存している状態ですね．
ドイツはロシアから天然ガスのパイプを直接引いている状態であり、ロシアには強く言えない状況かもしれません．
ロシアはエネルギーを切り札に巧ですよね．
ロシアにエネルギーを依存している国もあります、NATO側の足並みはそろうかも問題ですよね．
ロシア・ウクライナ情勢は1900年から根深い歴史があり、1950年からの冷戦、2014年からのウクライナのNATO加盟の動きと根深い問題となっております．
今後の動きに注目ですね．
島国の日本からしたらなじみのない話ですね．
多くの命が亡くなる戦争には発展しないように、なんとか外交で解決する方向を選んで欲しいです．
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